August 3, 2008
「狩猟と編み籠 対称性人類学2 」 中沢新一 講談社 読了。

「狩猟と編み籠 対称性人類学2 」 中沢新一 講談社 読了。

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July 12, 2008
「イカの哲学 集英社新書」 中沢新一、波多野一郎 集英社 読了。

「イカの哲学 集英社新書」 中沢新一、波多野一郎 集英社 読了。

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July 4, 2008

超宗教としての神道へ

こうして考えて見ると、「神道の宗教化」ということばで、
折口信夫が本当は何を言いたかったのか、わたしたちには
少しだけその本音が、見えてくるような気がするのである。
彼はそのことばで、じつは「神道の超宗教としての実現」
ということを、思考しようとしていたのだ。

宗教を超えるものとしての神道、あらゆる宗教の誕生以前にあり、
またあらゆる宗教の終焉の後の世界に生まれるであろう知性の形態を、
とりあえず「神道」という名前で呼ぶことにして、
その実現のために感覚と超感覚と知性を組織化していくための道を探ること。
そのための新しい情熱を、日本人の魂のうちに着火させること。
しかし、それは宗教の終焉の後にしか出現しない。
折口信夫の考える神道とは、吉本隆明の言う「アフリカ的段階」にある
思想の一形態として、はじめから世界史というものの外部にある思想なのである。

しかし、宗教の果てに出現する超宗教は、いきなり超宗教として
生まれ出るのではなく、宗教がその内蔵プログラムを
すべて出し切ったところにあらわれる。
ここに、折口的「神道」の矛盾が、発生することになる。
なぜなら、神道はいまだに未成立の宗教だからである。
神道は自然智の茫漠たる集合体として、宗教以前の空間に生き続けている。”

「古代から来た未来人 折口信夫」 中沢新一 筑摩書房 p.109,p.110

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 「古代から来た未来人 折口信夫」 中沢新一 筑摩書房 読了。

 「古代から来た未来人 折口信夫」 中沢新一 筑摩書房 読了。

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